世界一カッコいい山「フィッツ・ロイ」拝んできた
登山道の途中から、フィッツ・ロイが見えました!
かっこいい…
※実は、エルチャルテンの町からも丸見えなんですが、僕たちが町に到着した時は曇ってて見えませんでした
ただ、この時点で朝6時。
日の出は7時過ぎなので、近くで輝くフィッツ・ロイを見ることは不可能そうです。
まあそんなことは関係なく、フィッツ・ロイを目の当たりにしてモチベーションが上がった僕たちはドンドン進みます。
次第に朝日が出てきました!
山に隠れてはいますが、かなり明るいです!!!
そしてフィッツ・ロイを見ると
めちゃ赤くなってるぅぅぅぅぅぅううう!!!!
こ、これが輝くフィッツ・ロイなのか…?
輝くというよりは、燃える、て感じ。
ほんの10分ほどでしたが、めちゃくちゃ赤かったです。最高に綺麗やった。
朝日がのぼりきるとすっかり岩そのものの色に戻りました。
フィッツ・ロイを横目にまだまだ進みます。
途中、橋を渡ったり、キャンプ場を通ったりしてなんとか残り1時間というところまできました!
ここまで片道3時間のはずが、遭難のせいで5時間半かかっています。
予定ではまだ夜明け前やったのに…(笑)
そして、この最後の1時間が地獄の道でした。
このほぼ崖と言える道を登らなければなりません。
フィッツ・ロイを拝むためには
この上まで行かなければいけません。
ココです。ココ。
すでにヘトヘトの体に鞭を打って、泣きそうになりながらゆっくり一歩ずつ急な坂道を登っていきます。
登ってる途中5000回は帰りたいと思いましたね。遭難したことをかなり恨みました。
今まで登ったどんな山よりも過酷やった…
そして、この坂を登り切れば頂上や!!!
て思って、
頂上までいったらまだ更に坂がある
っていう罠に2回かかります。
もう膝ガクガクや。これ以上やめてくれ。
そしてついに頂上へ!!!!
めちゃくちゃカッコええやん。
惚れてマウン、…テンッッッ////////
フィッツ・ロイの手前にはエメラルドグリーンの湖がありました。いちいち綺麗かよ。
ちなみに、後ろの景色も凄い。
いちいち壮大かよ。
疲れすぎた僕は一旦、よっしーの寝袋で1時間弱ほど仮眠。おやすみ。
フィッツ・ロイを目の前に寝る。贅沢。
復活してからは周りをウロウロしたり、写真を撮ったり。
特にすることはありませんが、フィッツ・ロイを見てるだけでいつまでもここにいてれます。
カンチョー写真も収めました☆
下山は楽チン♪
登ってくるツラそうな顔してる人たちに、「やっほっ!☆」て軽快にムカつく顔で挨拶してやりましたよーははは
帰り道、何回後ろを振り返って見てもフィッツ・ロイはカッコよかった。
行きは暗くてよく見えなかった道の周りの景色も、帰りはしっかり楽しみました!
ドラクエみたいな世界観だなおいっ!
そして、出発から12時間以上たって宿に到着。
ベッドに崩れ落ちました。
フィッツ・ロイ、行くまでの苦労の反動もあってかめちゃくちゃよかったです。
無料であの景色楽しめるのも良い。
僕的にはウユニ塩湖と同じぐらい綺麗です。
ただ、
もう二度とあんな坂登らねぇわボケ!
て感じです。